今回は、テクニカル分析を信用しすぎてはいけませんよ!と、言う観点で解説します。
おそらくFXトレードをされている方は、テクニカル分析の1つや2つ使っていると思います。
このテクニカル分析、信用しすぎてはいけません。
今回の記事は、テクニカル分析の本質についての解説です。
結論から言えば、テクニカル分析は例外なく過去のチャートデータを元に作られているからです。
過去のデータのため、今後の値動きを予想する上では、信頼度が足りません。
詳しく解説しますので、参考にして下さい。
テクニカル分析とは?
FXトレードにおいて、分析の方法は2種類あります。
①テクニカル分析
テクニカル分析とは、過去のチャートをわかりやすく表示させているものです。
よって、過去のデータを元に今後の値動きを予測していく分析方法です。
②ファンダメンタルズ分析
ファンダメンタルズ分析とは、経済成長率や失業率などの経済指標を元に、今後の値動きを予測していく分析方法です。
そのほか、ビックニュースが発表されると、値動きが激しくなります。
記憶に新しいところですと、ファイザーがコロナウイルスのワクチンを発表した時は、相場に大きな影響を与えました。
こういう突発的なニュースは事前にピッタリと発表を予測することはできませんが、「ワクチンはいつか必ずできる。」
このような考え方を持っていれば、ワクチンができたと発表のあったタイミングでどちらの方向に動くのか想像はできます。
このように予想して、おくことでトレードを有利に運ぶことができるようになるでしょう。
FXトレードにおいて、どちらかの分析が欠けても利益を残しやすいトレードをすることができません。
テクニカル分析を信用しすぎてはダメな理由
①過去のデータが可視化されたもの
テクニカル分析はあくまでも過去のデータを元に分析する方法です。
過去のデータを可視化しているだけです。
そのため、今後値動きを教えてくれるものではありません。
②大きいトレンドを作るものはファンダメンタルズ
ファンダメンタルズは、意味がないなど言われることがあります。
しかし、大きいトレンドを作るときはファンダメンタルズが関係していることが多いです。
例をあげましょう。
①2021年1月上旬から、USD/JPYはアメリカの長期金利の上昇を受けて102円台→110円付近までの上昇をしました。
②GBP/JPYはEU離脱のニュースが出るたびに、その時の期待感、失望感で大きく相場を動かしました。
③コロナワクチン報道が出た時も瞬間的に大きなトレンドを作っています。
このように大きなトレンドを発生させる場合、ファンダメンタルズが関わっているケースは少なくないです。
今後のトレードに生かして欲しい対策
テクニカル分析を信用できなかったらどうすれば良いんだ!
このように思う方もいるでしょう。
勘違いして欲しくないことは、テクニカル分析は信用しても良いんです。
むしろ、エントリー根拠に使うべき分析方法です。
ただしかし、盲信・過信をするのはやめましょうと言うことです。
テクニカルで相場が動く時も当然あります。
ただ、現在使用しているテクニカル分析に、プラスでファンダメンタルズ分析を入れることによってあなたの収益は、残りやすくなります。
しかし、テクニカル分析の本は数多くありますが、ファンダメンタルズ分析の本はあまりありません。
そのため、テクニカル分析に偏りがちなトレーダーが多くなってしまうのは事実です。
ファンダメンタルズの重要性に気づいたのは、私自身最近です。
そのため、全てを網羅できるわけではないですが、当サイトでテクニカルだけではなく、ファンダメンタルズの知識も解説していきますので、今後もみていただけたら嬉しいです。
まとめ
今回は、テクニカル分析を思考ゼロで信用しない方がいいことについて解説しました。
もちろんテクニカル分析は重要なファクターではありますが、それに加えてファンダメンタルズ分析を取り入れることによって、あなたの収益を拡大できる可能性は大いにあります。
ぜひファンダメンタルズ分析も覚えておきましょう!
それでは今回のまとめです。
テクニカル分析とは
FXトレードにおいて、分析の方法は2種類あります。
過去のチャートをわかりやすく表示させているものです。
よって、過去のデータを元に今後の値動きを予測していく分析方法です。
テクニカル分析を信用しすぎてはダメな理由として
①過去のデータが可視化されたもの
②大きいトレンドを作るものはファンダメンタル
今後のトレードに生かして欲しい対策
テクニカル分析は、エントリー根拠に使うべき分析方法です。
ただしかし、盲信・過信をするのはやめましょう。
テクニカル分析の本は数多くありますが、ファンダメンタルズ分析の本はあまりありません。
なかなかファンダメンタルズ分析について書いてある書籍はありませんので、知識を仕入れることは難しいです。
当サイトでも、少しずつ取り上げていきますので、よろしければ今後も読んでいただけると幸いです。
まずは、意識される経済指標は覚えておきましょう。
関連記事も宜しければ参考にして下さい。
私自身テクニカル分析のみのトレードを行っていました。
しかし、損失もなかなかな額が出ていました。
最近、収益がプラスになった要因として、ファンダメンタルズ分析も考えるようになったことが多くなったことがあげられます。
まだ、テクニカル分析のみに力を注いでる方は、ファンダメンタルズ分析も取り入れていきましょう。
収益に影響を与えてくるはずです。