あなたは、フラッシュクラッシュと言うものをご存知でしょうか?
トレード歴が長い方であれば体験したことがある人もいるかと思います。
フラッシュクラッシュは、わずか数分で異常なほどの暴落→暴騰をする現象のことです。
フラッシュクラッシュの原因や、発生しやすい時期を把握しておけば、対策を打つことができます。
知らないで、資金管理を誤っていると、せっかくあげていた利益を飛ばしかねません。
今回の記事は、
・フラッシュクラッシュってなに?
・フラッシュクラッシュの原因と対策が知りたい
このような方に、読んでほしい内容です。
未来起こり得るフラッシュクラッシュの対策ができるよう、書きましたので参考にして下さい。
目次
フラッシュクラッシュとは?
フラッシュクラッシュとは、わずか数分で異常なほどの暴落→暴騰をすることです。
2019年1月3日に発生した時は、USD/JPYで瞬間的に4円(400PIPS)の暴落がありました。
また、スプレッドも大幅に大きくなります。
フラッシュクラッシュの恐ろしいところは、数秒から数分の間に発生することです。
過去のフラッシュクラッシュでは、気づかない間にロスカットされてしまったトレーダーが多発しました。
フラッシュクラッシュの発生原因
フラッシュクラッシュの発生原因は、2種類あります。
①人為的ミス
投資家の注文を出す際に間違った金額を入力してしまったことなどが原因で発生するケースがあります。
本当いい迷惑です。
そのほか、スプーフィングと言う違法な方法で、意図的にフラッシュクラッシュを引き起こすことも可能です。
詳細は省きますが、首謀者以外のトレーダーに、大量の注文が入っているように見せかけ、膨大な利益を得ようとする行為です。
本当いい迷惑です。(2回目)
②アルゴリズム
相場では、アルゴリズムにより取引を取り入れている機関投資家や企業が多いです。
アルゴリズムは、高速でのトレードが可能です。
このアルゴリズムが、誤認識をして売りが売りを呼び、高速で相場が変化してしまうことがあります。
これがアルゴリズムによって起こるフラッシュクラッシュです。
フラッシュクラッシュが発生するタイミング
今まで起こったフラッシュクラッシュの発生タイミングは、いずれも市場参加者が少ないタイミングで発生しています。
日本で言うところの早朝の時間や、お正月などです。
市場参加者が少ない時期は、流動性があまりないため、少しのきっかけでフラッシュクラッシュを起こしてしまう場合があります。
フラッシュクラッシュの対策
①フラッシュクラッシュが起こりやすい時間帯・時期は、ポジションを持たないor持ち越さない
スイングトレードの場合、長期保有が前提なので、ポジションを持ち越さないと言うことは難しいです。
しかし、お正月などの長期の休みの場合は警戒をしてポジションを軽くする、もしくはポジションを持たないなどの対策をするようにして下さい。
スキャルピング、デイトレードの方は、時間帯・時期を意識してトレードに望んでください。
②レバレッジを低めに
フラッシュクラッシュは、暴落後に暴騰するケースが多いです。
そのため、ロスカットさえされなければ何も、なかったかのような状況にすることができます。
レバレッジは常に低めにしているようであれば、乗り切れる可能性は高いです。
③損切りを必ず入れておく
フラッシュクラッシュが起きた時に、しっかり損切りを入れておくことにより最悪の事態を回避できます。
底レバレッジでトレードをしていない限り損切りは、常に入れておくことが大事です。
それが自然とフラッシュクラッシュの対策にもなりますので、改めてしっかり入れておくことを意識してください。
④約定率の高い業者でトレードしておく
実際にチャートをみているときに、フラッシュクラッシュが発生した場合は、手動で損切りをしたほうがいいです。
レバレッジをかけていて、フラッシュクラッシュに耐えられないと思ったらすぐに損切りしましょう。
損切りをする際に役に立つものが、約定率の高いFX口座です。
当サイトで進めている約定率が高い業者は、「みんなのFX」、「ヒロセ通商」です。
それぞれまだ開設していなければ、開設しておくことをおすすめします。
2つの口座については、以前記事にしていますので、そちらも参考にして下さい。
まとめ
今回は、知らないと一発退場もあり得るフラッシュクラッシュについて解説しました。
しっかり知識があれば、フラッシュクラッシュが起きようとも問題なくトレードをすることができます。
せっかく積み上げて利益を飛ばさないようにしていきましょう。
それでは今回のまとめです。
フラッシュクラッシュとは?
フラッシュクラッシュとは、わずか数分で異常なほどの暴落→暴騰をすることです。
また、スプレッドも大幅に大きくなります。
フラッシュクラッシュの発生原因
フラッシュクラッシュの発生原因は、2種類あります。
①人為的ミス
②アルゴリズム
フラッシュクラッシュが発生するタイミング
日本で言うところの早朝の時間や、お正月などです。
市場参加者が少ない時期は、流動性があまりないため、少しのきっかけでフラッシュクラッシュを起こしてしまう場合があります。
フラッシュクラッシュの対策
①フラッシュクラッシュが起こりやすい時間帯・時期は、ポジションを持たないor持ち越さない
②レバレッジを低めに
③損切りを必ず入れておく
④約定率の高い業者でトレードしておく
FXは、世間で怖いイメージを持たれている方が多いです。
しかし、知識が無い人が知識がある人に搾取されることは、資本主義社会ではごくごく自然のことです。
これからも、トレードの役に立てるような記事を載せていきます。