FX初心者でも簡単にテクニカル分析〜移動平均線の徹底解説〜

FXの勉強始めて、移動平均線について書かれていたけど…おすすめの設定はないの?使い方も分からないし…

このようなお悩みをお持ちではないですか?

移動平均線の設定は、「自分のお好みで」と言われることも良いと思います。

勉強始めたばっかりなんだから、お好みって言われても困りますよね。

今回の記事を読むことで、

  • 移動平均線の基本知識
  • 移動平均線の活用方法
  • 移動平均線のおすすめ設定

このようなことが分かるようになります。

今回の記事を読んで良いと思ったら、トレードの参考にしてください。

移動平均線とは?

移動平均線とは、ローソク足の価格を、設定した本数で平均化した値をグラフ化し、つなぎ合わせたものです。

移動平均線は、自分の好きな本数を設定でき、トレーダーにより様々な使い方ができます。

トレンドの確認、エントリー等の目安として使われることが多く、テクニカル分析ツールで、世界中のトレーダーが使っています。

移動平均線の特徴

特徴①:移動平均線は3本で見る

移動平均線は、短期、中期、長期の3種類表示することが多いです。

設定本数を調整し、短期〜長期までを設定していきます。

よく使われる数値は、

短期:「5」「10」「15」「21〜25」

中期:「50」「75」

長期:「100」「150」「200」

上記数値は、あくまでも目安で、トレーダーの采配や時間軸によっても変わってきます。

短期〜長期の移動平均線を、3本表示することにより、短期〜長期のトレンドを視覚的に分かりやすく確認することが出来ます。

また、移動平均線を複数本、「ゴールデンクロス」、「デットクロス」という、売買シグナルとして、使うことができます。

また、トレンドの強さを示すサインとしてパーフェクトオーダーと、呼ばれているものがあります。

・ゴールデンクロス・デットクロス

ゴールデンクロス・デットクロスの解説

ゴールデンクロスは、短期移動平均線が、長期移動平均線を下から上に抜いた時のことを言います。

上昇トレンドに、入ったことを表し、相場の全体が下降トレンドから、上昇トレンドに目線を切り替えます。

デットクロスは、ゴールデンクロスと逆で短期移動平均線が、長期移動平均線を上から下に抜いた時のことを言います。

下降トレンドに、入ったことを表し、相場全体が上昇トレンドから、下降トレンドに目線を切り替えます。

ゴールデンクロス・デットクロスは、エントリーのサインとしても活用することが出来ます。

詳しい、解説は下記の「ゴールデンクロス・デットクロスの活用」に記載しています。

・パーフェクトオーダー

パーフェクトオーダー解説

パーフェクトオーダーは、短期〜長期の移動平均線が全て同じ方向を向いている状態のことを言います。

上昇トレンドもしくは、下降トレンドが強いことを表しています。

パーフェクトオーダーは、売買のサインとして使うには発生タイミングが遅いため、トレンドの強弱を確認するために使います。

特徴②:移動平均線は3種類ある

移動平均線の種類は3つあります。

世界的に最も使われいる、移動平均線は、指数平滑移動平均線(EMA)です。

それぞれの違いについて、解説します。

種類①:SMA(単純移動平均線)

SAMは、ローソク足の価格を設定した本数分、単純に平均化し、グラフにしたものです。

3種類の中で最も、シンプルな移動平均線です。

指定した本数分を平均化しているだけのため、現在の価格と比較すると、遅効性の移動平均線です。

種類②:EMA(指数平滑移動平均線)

EMAは、現在の価格を重視するように計算されている移動平均線です。

そのため、SMAと比べ、現在の値動きに早く反応出来ます。

トレンドの転換を早く察知することができますが、その分「ダマシ」にあう可能性が高くなるため、注意が必要です。

種類③:WMA(加重移動平均線)

WMAは、EMAと同じように現在の価格を重視するよう計算されている移動平均足です。

EMAとの違いは、WMAは徐々に現在の価格比重が多くなるのに対し、EMAは、さらに現在の価格比重を多くしているところです。

種類:どの移動平均線を使えばいいの?

さすがに3種類も、あるとどれを選べば良いのか分かりませんよね?

上図を見ても多少の違いはありますが、そこまで気にする程の差はありません。

どれを使っても使い方は、ほぼ一緒なのですが、可能ならば正解が欲しいと思います。

しかし、書籍やホームページによって、おすすめしているものが違うため、判断が出来ないと思います。

私が、FXに関する本を100冊以上読んだ中で、統計を取ると、

1位:EMA

2位:SMA

3位:WMA

この順番で、おすすめされていました。

WMAは、ほとんどおすすめしている書籍はなかったことから、WMA以外であれば、どちらを選んでも間違いではなさそうです。

世界的には、やはりEMAがよく使われています。

私自身、EMAを実際に使ってみて違和感を覚えたことはないので、もし、決めかねるようであれば1位のEMAを使ってみてください。

特徴③:移動平均線は表示させる目的を明確にする

移動平均線の設定は、トレーダーにより様々です。

「好きな数値を使ってください。」

これでは、FXを始めたばかりの方には、どうすればいいか分かりませんよね?

どうすればいいか分からない方は、移動平均線を表示する理由を、考えて数値を決定してください。

例えば、日足の場合

短期:「21」(約1ヶ月の平均)

中期:「60」(約3ヶ月の平均)

長期:「200」(約1年の平均)

このように、意味を持たせることが重要です。

さらに1時間足で、意味を持たせた場合は、

短期:「24」(1日の平均)

中期:「75」(約3日の平均)

長期:「100」(約1週間の平均)

このようになります。

「1日が24なら、3日だったら72でしょ?」こう思うと思います。

ここで重要なことは、一般的に使われている数値を使いつつ、その時間軸で表示目的のある移動平均線する方が効果的だと言うことです。

移動平均線の弱点

移動平均線の弱点

弱点①:反応が遅い

移動平均線は、ローソク足の価格を平均化したもののため、どうしても反応が遅くなります。

急な値動きについていくことはできません。

他のテクニカルと組み合わせることで、移動平均線の本領を発揮することが出来るでしょう。

弱点②:選択肢が多すぎる

ここまでで、出来るだけ選択肢を縮めるよう解説してきました。

しかし、移動平均線はトレーダーにより好きな数値選べたり、3種類のMAがあったりと選択肢が多すぎます。

FX初心者にとって、選択肢が多いことは混乱を招くだけです。

この時期で、出来るだけ選択肢を、縮めまして解説しましたので、参考にしてください。

弱点③:レンジ相場では機能しにくい

レンジ相場でのローソク足の動き

移動平均線は、トレンドが発生しているときは、絶大な効果を発揮します。

逆にトレンドが発生していないときは、機能していないことが上図から分かります。

移動平均線に、タッチして反発しても反発の力が弱く、移動平均線を抜けるときは、抵抗なく抜けてしまっています。

レンジ相場では、移動平均線を使うのではなく、他のテクニカルを使ったほうが、利益を取れるでしょう。

移動平均線の活用方法

活用方法①:トレンドを把握する

移動平均線の最も使われる用途です。

移動平均線の方向や角度から、簡単にトレンド方向を把握することが出来ます。

また、ゴールデンクロスやデットクロスが、発生した場合は、更に続伸が見込めます。

その場合は、そのまま決済せずにポジションキープをしておくと良いでしょう。

活用方法②:エントリーポイントとして活用する

移動平均線を使ったエントリーポイント

移動平均線は、多くのトレーダーが使用しているため、意識されています。

意識されているため、移動平均線に近づくと反発する可能性があります。

上図は、例題として、移動平均線+平均足をしようしたエントリーポイントです。

かなりのエントリーポイントがあることがお分かりいただけるかと思います。

移動平均線にタッチしたタイミング付近で、平均足が陽線→陰線もしくは陰線→陽線になったときにエントリーしていきます。

勝率を上げるのであれば、もう1つテクニカル分析を組み合わせると、精度の高いエントリーが出来るようになります。

活用方法③:移動平均線との乖離(かいり)があるときはエントリーしない

ローソク足と移動平均線が乖離しているときは、エントリーをしないようにしたほうが良いです。

トレンドが発生している場合、移動平均線の特性上必ず、ローソク足と移動平均線の間に乖離が出来ます。

そして、ローソク足の平均を取っている移動平均線には、必ず近づいていくと言う性質があります。

乖離がある=トレンドが発生した後なので、あなたが、順張りでエントリーした後に他のトレーダー達が利益確定をして、流れが変わる可能性があります。

それなら、逆張りならエントリーしても良いのかと、言えばそうではありません。

トレンド発生中の逆張りは、続伸する可能性もあります。

乖離があるから下がる可能性があると言っても、必ず下がるわけではありません。

トレンドが、発生しているということは更に続伸して乖離を広げる可能性だってあります。

下図では、乖離があるにも関わらず続伸した例と、反転した例の2つを確認することが出来ます。

移動平均線とか乖離がある場合例

このような状況下では、どちらに行くのか判断がしにくいため、移動平均線と乖離がある場合は、順張りであろうと逆張りであろうと手を出さないようにしましょう。

活用方法④:ゴールデンクロス・デットクロスの活用

ゴールデンクロス・デットクロスは、エントリーポイントとして使うことが出来ます。

使うタイミングとしては、ゴールデンクロス・デットクロスが出来たタイミングでエントリーします。

ゴールデンクロス・デットクロスが出来た後は、その後続伸する可能性が高いです。

ただし、あまりにも有名な手法のため、「ダマシ」の可能性もあります。

上図は先程、ゴールデンクロス・デットクロスについて説明したチャート画面ですが、ゴールデンクロス完成直後、「ダマシ」となり戻される場面がありました。

ゴールデンクロス直後の「ダマシ」

そのため、ゴールデンクロス・デットクロス単体でエントリーするのではなく、他のテクニカル分析と合わせて使うと、さらに効果的な手法ととなります。

移動平均線おすすめの設定

移動平均線おすすめ数値

上図は、表示目的に近づけて、設定している数値です。

おすすめ設定は、最適解では、ありません。

あくまでも参考例です。

しかし、FXの勉強を始めて間もない場合、移動平均線の数値に間違いなく悩むでしょう。

もし、あなたが悩んでいるなら、まずはこの数値で設定して使ってみてください。

移動平均線は非常に優秀な、テクニカル分析です。

優秀な分析方法なのに、設定が分からなくて結局使わないと言うことは、非常にもったいないです。

実際に上記数値で使ってみて、自分に合わないと思ったら変えれば良いですので、まずは表示されて運用してみてください。

パソコンを使って、トレードされている方であれば、下図のようにFX会社のツールを使えば、複数チャートを表示させる事ができ、チャート画面ごとに、移動平均線の数値を変えることができます。

パソコンのチャート画面

しかし、アプリを利用している場合、1セットの移動平均線しか表示させることが出来ません。

そのため、おすすめ数値をあなたが一番使う時間軸で、選んで使ってください。

一般的に使われていると言われている、数値に合わせているため、別の時間軸でも機能はします。

移動平均線と相性の良いテクニカル分析

移動平均線は、上記のテクニカル分析と組み合わせることで、利益の残しやすいエントリーをすることが出来ます。

項目は、全て解説ページがありますので、気になる方はそちらも参考にしてください。

まとめ

今回は、移動平均線について解説しました。

移動平均線は、設定や種類があり選択肢が多いため、正解がありません。

しかし、移動平均線を表示させることにより、精度の高いエントリーが出来るようになります。

他のテクニカル分析と合わせて、利益を確実に残せるようにしていきましょう。

本記事の要点

移動平均線の特徴

  • 移動平均線の特徴①:移動平均線は3本で見る
  • 移動平均線の特徴②:移動平均線は3種類ある(EMA、SMA、WMA)
  • 移動平均線の特徴③:移動平均線は表示させる目的を明確にする

移動平均線の弱点

  • 移動平均線の弱点①:反応が遅い
  • 移動平均線の弱点②:選択肢が多すぎる
  • 移動平均線の弱点③:レンジ相場では機能しにくい

移動平均線の活用方法

  • 移動平均線の活用方法①:トレンドを把握する
  • 移動平均線の活用方法②:エントリーポイントとして活用する
  • 移動平均線の活用方法③:移動平均線との乖離(かいり)があるときはエントリーしない
  • 移動平均線の活用法④:ゴールデンクロス・デットクロスの活用

移動平均線おすすめの設定

  • 5分足:10・50・200
  • 15分足:20・100・200
  • 1時間足:24・75・150
  • 4時間足:24・75・150
  • 日足:22・75・200

移動平均線と相性の良いテクニカル分析

  • 平均足
  • 水平線
  • フィボナッチ・リトレースメント
  • ピボットポイント
  • RSI

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