
FXの口座っていっぱいあって、選べない…

FX口座のおすすめが知りたい…

海外の口座に興味がある…

このような悩みをお持ちじゃないですか?
日本と海外の口座どちらがいいのか、比較しました。
口座開設の参考にしてください。
FXの口座は、日本の口座と海外の口座があります。
どちらの口座もメリット・デメリットがあります。
この記事では、あなたの状況に合ったFX口座を選ぶために、メリット・デメリットの比較をしました。
海外口座の開設を検討されている場合は、今回取り上げるメリット・デメリットを比較し検討材料にしてください。
わたしは、海外口座のメリットとデメリットを比較して日本の口座の方がメリットがあると思い、日本の口座しか使っていません。
- 日本・海外口座のメリットデメリット比較
- FX口座の選び方
- おすすめのFX口座
このようなことが学べます。
FX口座1つであなたのFX生活が変わってきます。
あなたに合ったFX口座を選べるよう手助けします。
※おすすめ口座は、わたしが実際に使っている口座で、いいと思ったものだけを紹介しているため、海外口座のおすすめはありません。
目次
海外口座のメリット

初めに海外口座のメリットとデメリットを解説します。
YouTubeなどでおすすめされるだけあって、海外口座は短期間で資金を増やすことが可能です。
その理由も含め、メリットを3つ解説します。
- レバレッジ
- ゼロカットシステム
- 税金が安くなる可能性
海外口座のメリット:レバレッジ
レバレッジとは、あなたの資金を元手でさらに大きい金額のトレードができるシステムのことです。
例えば、10,000円の資金をFXで使う場合、レバレッジ25倍で、250,000円分の資金をFXトレードで使用できます。
レバレッジが高ければ高いほど、大きい資金を動かすことができるようになります。
海外口座の場合、1,000倍以上のレバレッジをかけることができます。
日本口座の場合、25倍です。
レバレッジを大きくすると、あなたの資金を1トレードで倍以上に増やすことができるようになります。
そのため、FXで一攫千金を狙う場合、海外口座を使った方が良いでしょう。
②ゼロカットシステム
相場の急な値動きが発生した場合、FX会社の決済が間に合わず、損が発生した場合、あなたの資金を上回って、マイナスになってしまう可能性があります。
この場合、FX会社に借金をしていることと同じ状態になってしまい、マイナス分を入金する必要があります。
しかし、ゼロカットシステムは、どんなに急な値動きが発生し、あなたの資金を超えるマイナスの損が発生したとしても、マイナス分をFX会社が負担してくれるシステムです。
ゼロカットシステムのおかげで、レバレッジの高いトレードで大きい損失を出す可能性がったあったとしても、安心してすることができるようになります。
③税金が安くなる可能性
課税対象金額 | 海外の所得税率 | 日本の所得税率 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 20% |
195万円を超え330万円以下 | 10% | 20% |
330万円を超え695万円以下 | 20% | 20% |
695万円を超え900万円以下 | 23% | 20% |
900万円を超え1,800万円以下 | 33% | 20% |
1,800万円を超え4,000万円以下 | 40% | 20% |
4,000万円以上 | 45% | 20% |
上表のように海外口座は、1年トータルの収支が330万円以下の場合、日本口座よりも税金が安くなります。
1年トータルでの利益が330万円以下の場合、海外口座を使えば税金を安くすることができます。
あなたの収支と比較してみてください。
海外口座のデメリット・リスク

メリットをみると魅力的な海外口座ですが、デメリットも把握しておきましょう。
海外口座のデメリットやリスクは、6つあります。
- レバレッジ
- 税金が高くなる可能性
- 信用できるFX会社が少ない
- スプレッドが高い
- 入出金の手間
- 信託保全
デメリット・リスク①:レバレッジ
メリットでも取り上げたレバレッジです。
レバレッジを増やして、利益を出すことができれば、日本の口座よりも多く利益を残すことができます。
しかし、損失が出た場合、日本の口座よりも多くの損失を残してしまいます。
トレード能力が高い、ベテランFXトレーダーであれば海外口座を使って利益を伸ばすことが可能です。
しかし、FXを始めたばかりだと、トレード能力もまだ形成されていません。
そのため、可能性としてレバレッジを増やすことで、日本の口座よりも損失を出す可能性が高くなりやすいです。
「これからFXを始める」「FXを始めたばっかり」で、あればまずは日本の口座を使いトレードスキルを向上させてから海外口座を使った方が、効率良く資金を増やすことができるようになります。
デメリット・リスク②:税金が高くなる可能性
課税対象金額 | 海外の所得税率 | 日本の所得税率 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 20% |
195万円を超え330万円以下 | 10% | 20% |
330万円を超え695万円以下 | 20% | 20% |
695万円を超え900万円以下 | 23% | 20% |
900万円を超え1,800万円以下 | 33% | 20% |
1,800万円を超え4,000万円以下 | 40% | 20% |
4,000万円以上 | 45% | 20% |
税金に関しても、メリットで取り上げました。
上図は先ほどメリットで取り上げた表です。
上図だと695万円以上の利益が発生した場合、日本の税金よりも高くなります。
そのため、トレードで利益が出せるようになった後は、695万円を超えるか、超えないかで口座の判断をするようにしましょう。
ただし、トレードの天才でもない限り、1年や2年で695万円を超えることができるトレーダーは少ないです。
そのため、FXをこれから始める方や、始めたばっかりの方は「稼げるようになったら、海外口座の方が税金が高くなる」くらいの認識で大丈夫です。
デメリット・リスク③:信用できるFX会社が少ない
海外口座でのトラブルは多いです。
もちろん全ての海外口座が、トラブルを起こしているわけではないですが、トラブルについてインターネットで少し調べれば、関連の記事は本当に多く出てきます。
海外口座を作る場合は、下調べを入念にしてから開設するようにしてください。
わたしは、海外口座を使っていません。
そして自分で使用して、良いと思ったもの以外はおすすめしませんので、海外口座についてもっと詳しく調べてみたい場合は、他のサイトを参考にしてみてください。
デメリット・リスク④:スプレッドが高い
スプレッドとは、FXでトレードするときの手数料のようなものです。
海外口座は、そのスプレッドが日本口座よりも高いです。
海外のスプレッドについて比較表がみたい場合は、こちらのサイトで確認してください。
多くの海外口座の比較をしてくれています。
当然ですが、手数料が安いほど、あなたの収支は多くなりますので、海外口座を開設するときは、スプレッドも計算に入れて検討してください。
デメリット・リスク⑤:入出金の手間
海外口座では、日本口座のように簡単な入出金ができないケースが多いです。
海外口座は、口座ごとに対応できる入出金方法が異なり、あなたの環境に合った入出金方法ができるのかを調べる必要があります。
また、国をまたぐためなのか、入出金に時間がかかるケースも珍しくありません。
デメリット・リスク⑤:信託保全

FX会社が破綻したら、預けてたお金ってどうなるの?

日本のFX会社なら信託保全に入っているからほぼ全額戻ってきます。
信託保全とは、「顧客の資産と会社の資産を分けて管理しなさい」という行政の指導のことです。
日本のFX会社は法律の関係上、絶対に信託保全をしています。
そのため、あなたの資産は、FX会社が破綻してもほぼ全額戻ってくることになります。
しかし、海外のFX会社は信託保全を絶対しなければいけない法律がないため、信託保全をしていないことが多いです。
FX会社の破綻を心配するのであれば、海外口座よりも日本口座の方が安心できるでしょう。
信託保全について詳しく知りたい場合は、FX会社が破綻したらどうなる?日本のFX会社は安心〜信託保全徹底解説〜を参考にしてください。
日本口座VS海外口座

ここまで、海外口座のメリット・デメリットについて解説してきました。
全てのトレーダーに合った口座はありません。
あなたが優先するべき項目が多い方で、口座選びをしてください。
レバレッジ | ゼロカットシステム | 税金 | 信頼性 | スプレッド | 入出金 | 信託保全 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
日本口座 | 25倍 | 無 | 一律20% | ◎ | 安 | 楽 | ◎ |
海外口座 | 1,000倍以上 | 有 | 330万円10%まで | △ | 高 | 難 | △ |
上記表は、日本口座と海外口座を比較したものです。
表から分かるとおり、どちらの口座にもメリットデメリットがあります。
日本口座のデメリットは、レバレッジの倍数、ゼロカットシステムがないところです。
レバレッジの倍数と、ゼロカットシステムの優先度が高い場合は、海外口座が視野に入ってきます。
逆に、信頼性、スプレッド、入出金、信託保全を優先したい場合は、日本口座が合っています。
日本口座と海外口座にあっているトレーダー

- リスクがあっても短期間で資金を増やしたい
- インターネットで調べ物ができる
- トレード経験が中級者以上
- トレード資金に余裕がある
上記項目に当てはまらないものがあれば、海外口座ではなく、日本口座を開設してください。
わたしは、当てはまる項目が多いため、海外口座は持っていません。
- できるだけ安全にトレードしたい
- トレード経験が浅い
- 余裕資金を多く確保できない
おすすめFX口座
海外口座は、わたし自身が持っていないですし、おすすめするにもリスクがあるため、紹介しません。
ここで紹介するFX口座は、FX初心者向けの日本口座のみです。
海外口座が使いたいと思った場合は、別サイトを参考にしてください。
おすすめ口座①:ヒロセ通商
ヒロセ通商は、短期トレード(スキャルピング・デイトレード)に向いている口座です。
取引回数に応じてキャッシュバックや、食料品がもらえるキャンペーンを毎月しています。
他のFX口座と比べ、普通にトレードしているだけでも他の口座よりお得にトレードすることができます。
まだ、開設していない場合で、短期トレードがメインの場合は、作っておきたい口座です。
ヒロセ通商の、口コミや評価が知りたい場合は、ヒロセ通商(LIONFX)の評判・口コミはどうっている〜メリット・デメリット徹底解説〜を参考にしてください。
おすすめ口座②:みんなのFX
みんなのFXは、長期トレード(スイングトレード・ポジショントレード)に向いている口座です。
スワップポイントが多くなるキャンペーンや他のFX会社にはない、独自ツールを使うことができます。
また、分析ツールで有名なトレーディングビューの有料版の一部を使用できるため、テクニカル分析をする時に使うだけでも価値があります。
みんなのFXの、口コミや評価が知りたい場合は、話題の「みんなのFX」の評判・口コミはどうなっている〜メリット・デメリット徹底解説〜を参考にしてください。
まとめ
今回は、日本の口座と海外の口座について解説しました。
どちらも、メリット・デメリットがあります。
あなたが優先したい項目が多い口座を開設してください。
レバレッジ | ゼロカットシステム | 税金 | 信頼性 | スプレッド | 入出金 | 信託保全 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
日本口座 | 25倍 | 無 | 一律20% | ◎ | 安 | 楽 | ◎ |
海外口座 | 1,000倍以上 | 有 | 330万円10%まで | △ | 高 | 難 | △ |
わたしは、安全性を重視したいため、日本口座でトレードしています。
また、FXをこれから始める場合や、まだ経験が浅い場合、海外口座は扱いが難しいです。
あなたが、これから始める、まだ経験が浅い場合は、日本の口座で知識と実力を付けてから海外口座を検討するといいでしょう。