ナンピンが「悪」は嘘〜勝てるナンピンの手法(分割エントリー)〜

ナンピンが「悪」は嘘〜勝てるナンピンの手法〜

ナンピンはやっちゃダメって言われたけどどうして?

ついつい、ナンピンをやってしまう…

このような、疑問・悩みをお持ちじゃないでしょうか?

前提として、ナンピンは「悪」ではありません。

悪と言われる原因は、単純に損切りするべきところで、ナンピンをしているからです。

この間違った使い方が、ナンピンを「悪」としているだけで、正しく使えば、あなたの利益を伸ばしてくれる手法になります。

正しいナンピンとは、「分割エントリー」としてナンピンを使用することです。

本記事の内容
  • ナンピンが悪と言われる原因
  • 勝てるナンピンの使い方(分割エントリー)

このようなことが学べます。

正しいナンピンは、あなたの利益を上げてくれます。

参考になれば、あなたのトレードに活かしてください。

ナンピンとは?

ナンピンが、どのようなものか知りたい場合は、下記の「+」を押すことで確認ができます。

ナンピンとは、エントリーしたレートから逆行した時に追加でエントリーをする手法のことです。

ナンピンをすることで、平均レートを現在レートに近づけることができます。

イメージがつきやすいように、例を出しておきます。

ナンピン例
  1. 110円で1ロットをロングした後逆行
  2. 108円まで下がったところで、もう1ロット追加でロング
  3. 平均レート:(110円+108円)÷2=109

上例のようになります。

この後上昇していけば、109円で含み損が0になります。

逆に逆行していけば、ロット数が2倍になっているため、倍のスピードで含み損を抱えます。

これがナンピンです。

ナンピンの失敗例

ナンピンの失敗例は数多くありますが、「大損をした」「強制ロスカットされた」大体どちらかでしょう。

わたしも、FXを初めて半年の間にナンピンが原因で、2回ほどロスカットを経験したことがあります。

悪いナンピンをする人は、ほぼ全員が当時のわたしと同じ思考でしょう。

わたしが失敗した時の思考例を図にしました。

悪いナンピン思考例

あなたが、もしナンピンで失敗していた場合、同じ思考だったはずです。

この思考でまだ失敗していなければ、これから起こる可能性があるので、危険な思考ですので、注意してください。

失敗したことがある場合でも、失敗してない場合でも、この記事が読めたことは本当にラッキーです。

これから、ナンピンが悪と言われる原因と、対策について解説していきます。

本記事の内容を知っておくことで、わたしと同じ失敗を減らせるでしょう。

ナンピンが「悪」と言われる原因

ナンピンが悪は嘘

ナンピンは悪ではありません。

本当に悪い原因は、損切りをしないことです。

あなたも書籍などで、「ナンピンはするな」と目にしたことがあるのではないでしょうか?

これを見たトレーダーは、「ナンピンは怖い。やめておこう」このようになってしまいます。

ただ、ナンピンが怖いわけではなく、本質は別のところにあります。

単純に大損を出した原因は、「損切りをしないから」です。

損切りするべきところで、ナンピンをして、さらに逆行してたら、大損するのは当たり前です。

ナンピンが悪と言われる原因は、ここにあります。

ナンピンを悪にしている行動
  • 損切りをしない
  • 無計画なナンピン

これを意識するだけで、ナンピンを正しく使えます。

勝てるナンピン手法:分割エントリー

  • 損切りは必ずする(前もって決めておく)
  • 計画的なナンピンをする

ナンピンをうまく活用するためには、上記の2点を気をつけましょう。

ナンピンの正しい使い方は、「分割エントリー」です。

FXをやっていると遭遇する場面として、

ここまできたらエントリーしよう

このように思っていたが、思っていた価格に届かないまま、逆行し結局エントリー出来なかったことがありませんか?

この状況になると、もったいないと思ってしまいます。

もったいないと思ってしまうと、その後失敗する可能性が高いです。

もったいない:失敗例
  • 飛び乗りトレード
  • 早めのエントリー
  • ロット数の増加

このような失敗を減らすための手法が、分割エントリーです。

分割エントリーは、3段階に分けると良いでしょう。

分割エントリー:ステップ
  1. 目標値手前用
  2. 目標値用
  3. 目標値を抜けたとき用

下記は分割エントリーを使用した例です。

本来目標値で、30,000通貨でエントリーする予定だったとした場合、

10,000通貨ずつに分けてエントリーします。

  1. 目標値少し手前(10PIPS程度)で10,000通貨でエントリー
  2. 目標値で10,000通貨でエントリー
  3. 目標値を抜けて(20PIPS前後)から10,000通貨でエントリー

この方法は、最終的なエントリー量は同じです。

エントリー量を3つの分割をしただけですので、損切りを調整することで、全く同じ損失額でエントリーすることができます。

分割エントリーの有用性を2パターンご紹介します。

分割エントリー例:パターン1

ナンピンの正しい使い方:分割エントリーパターン①

テクニカル分析は、ピッタリ反応することはあまりないため、上図のような状況がよくあります。

パターン①の場合、通常のエントリーでは、目標値に届かずエントリーできなかったため、完全に機会損失です。

しかし、分割エントリーをすることで、機会損失の1/3は利益にすることができます。

分割エントリー例:パターン2

ナンピンの正しい使い方:分割エントリーパターン②

パターン①とは違い、目標値を超えてきた場合です。

この場合、分割エントリー③に触れてから反発しているため、さらに大きく利益を取れます。

分割エントリー注意点

必ず、損切りは設定してください。

最初のうちは損切りの目安として、分割エントリー③から10PIPS下くらいに設定しておくと良いでしょう。

ただし、目標値や損切りラインは、トレーダーにより変わってきます。

分割エントリー①に届かなかったり、損切りが多発するようであれば、調整が必要です。

トレード日誌をつけて、あなただけの特性を把握し精度の高い損切りラインを決めてください。

トレード日誌について詳しく知りたい場合は、「無料ダウンロード」FX初心者が最速で成長させるツール〜トレード日誌の作り方・書き方〜を参考にしてください。

無料でEXCELファイルをダウンロードできます。

分割エントリーPIPS数

  • 目標値少し手前(10PIPS程度):10,000通貨エントリー
  • 目標値:10,000通貨エントリー
  • 目標値を抜けて(20PIPS前後):10,000通貨エントリー
  • 損切りの目安:分割エントリー③の10PIPS下

上記のPIPS数は、USD/JPYを想定しています。

GBPのように、値動きの幅が大きい通貨ペアの場合、PIPS数をプラス5〜10PIPS調整してください。

また、値動きを見ながらエントリー判断をするとさらに損失を減らしたり、利益を増やすこともできます。

値動きの判断材料の1つとして、平均足を使う方法があります。

平均足の使用方法を詳しく知りたい場合は、FX初心者でも簡単にテクニカル分析〜平均足を徹底解説〜を参考にしてください。

分割エントリー:デメリットとメリット

ここまで、正しいナンピンの使い方として、分割エントリーについて解説してきました。

しかし、分割エントリーも良し悪しがあります。

デメリットとメリットを比較し、使用を検討してください。

分割エントリー:デメリット

1回でエントリーする手法と比べ、分割エントリーのデメリットは、3つあります。

分割エントリー:デメリット
  • 利益が減る可能性
  • 含み損の期間
  • 監視時間

デメリット①:利益が減る可能性

分割エントリーは、通常のエントリーを分割してエントリーするため、本来の目標価格でちょうど反発した場合、利益が減ります。

上図のように、目標値ちょうどで反発した場合、通常のエントリーでは3/3の利益が出ます。

しかし、分割エントリーの場合は、2/3しか取ることができません。

デメリット②:含み損の期間

分割エントリーは、目標値よりも早い段階で1/3をエントリーします。

早い段階でエントリーをするため、反発しなかった場合、含み損の期間が通常のエントリーよりも長くなります。

金額は通常のエントリーの1/3のため、多くはありませんが、含み損を長い時間見ることが苦手な場合は、気になってしまいます。

デメリット③:監視時間

分割エントリーは、3回に分けてエントリーするため、監視をしている時間が長くなります。

分割エントリーを一番効率的に機能させるには、値動きを見ながらエントリー判断をしていくことです。

そのため、監視の時間は自然と長くなります。

分割エントリー:メリット

上記のデメリット3つを考慮しても、分割エントリーを推奨するだけのメリットが3つあります。

分割エントリー:メリット
  • 機会損失の減少
  • 損失の減少
  • 利益拡大

機会損失の減少

FXでは、目標値達成前に、反発することがあります。

通常のエントリー方法では、目標値達成前に反発してしまうと、エントリーできず、完全に機会損失になってしまいます。

しかし、分割エントリーを使用することで、早めのエントリーをすることができるため、機会損失を軽減することができます。

さらに、機会損失を減らすことで、メンタルも安定しその後のトレードも冷静にすることができるようになるでしょう。

損失の減少

分割エントリーは、値動きを見ながらエントリーすることができます。

そのため、1/3や2/3でエントリーした状態で、値動きを見てエントリーを取りやめることが可能です。

少ない通貨数でエントリーをしているため、通常でエントリーするよりも損小を実現することができます。

さらに、3/3でエントリーしたとしても、通常のエントリーの損切りと同じところで損切りをすれば、同じ状態を作ることができます。

利益拡大

分割エントリーは、機会損失を減らすだけではなく、3/3までエントリーした後に反発すれば、平均価格が、通常エントリーよりも下にすることできます。

平均価格を下げることができれば、反発時に通常エントリーよりも多く利益を取ることができるようになるでしょう。

おすすめFX会社

今回分割エントリーで出した、例では30,000通貨で解説しているため、簡単に割り切れました。

しかし、あなたが普段10,000通貨でトレードをしている場合話は変わってきます。

FX会社によっては10,000通貨が最小ロット数の場合があります。

そのため、3で割ることができず、分割エントリーができなくなる可能性があります。

そこで重要なことは、1,000通貨からトレードできるFX会社を選ぶ必要があります。

あなたがもし、10,000通貨からトレードできないFX会社を使っている場合は、もう1つ口座を作っておきましょう。

現在8社ほどFX口座を持っているわたしが、使いやすいと思っている1,000通貨からトレードできるFX会社をおすすめします。

おすすめのFX口座は、トレードスタイルによって変わります。

スキャルピング・デイトレードの場合は、ヒロセ通商がおすすめです。

スイングトレード・ポジショントレードをの場合は、みんなのFXがおすすめです。

おすすめの理由が知りたい場合は下記関連記事を参考にしてください。

また、自分のトレードスタイルがまだ決まっていないようであれば、「FX」トレードスタイル診断〜FX初心者は◯◯トレードがおすすめって本当?〜を参考にしてください。

まとめ

今回は、ナンピンが「悪」は嘘と言う話と、勝てるナンピンの使い方について、解説しました。

ナンピンを活用すれば、あなたの利益は上がっていきます。

ナンピンが「悪」は、損切りができないだけで、ナンピンは正しい使い方さえできれば、無駄な機会損失を減らすことができます。

テクニカル分析は、ピッタリ反応することが少ないため、今回解説した分割エントリーが機能しやすいです。

一回で全力エントリーするのではなく、分割エントリーを使い機会損失を減らして、利益を積み上げていきましょう。

今回ご紹介した、分割エントリーの他に、精度の高い手法を身につけることができれば、さらに利益を伸ばすことができるでしょう。

手法について、お困りの方は【FXやっているなら誰でも必ずできる超シンプルな手法〜これ「だけ」を意識〜】を参考にしてください。

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